イエスの教えとは

イエスはユダヤ教徒

キリスト教は、ユダヤ教よりも遅くに誕生しています。
そしてイエス・キリストは生まれながらのユダヤ教徒だったというと驚く人もいるのではないでしょうか。
イエスの母親は聖母マリアというのは周知の事柄ですが、父親がユセフという大工であることはキリスト教徒以外にはあまり知られていないことかもしれません。
聖書の中ではマリアは処女のままでイエスを身籠ったとされており、誰との性交渉によりイエスが誕生したのかは解明されていないのが実情です。
そして、キリスト教では聖なる存在として扱われるイエスも、ユダヤ教では「不義の子」となっているのです。

全く正反対の教え

ユダヤ教は非常に厳しく、貧しい人や病人でさえも罪人とされます。
イエスはそんなユダヤ教の教えから弱い人間を救うために新しい宗教の宣教活動を始めたのです。
イエスの教えはユダヤ教のものとは全く逆で、ユダヤ教では救われないとされてきた「罪人」や「弱い人」にも救いの手を差し伸べます。
仕方のない理由で戒律を守れない人や病人、さらには売春婦でさえも「あなたの罪は許された」と説き、天国へ行くことができると告げたのです。
また、当時の教えでは「目には目を、歯には歯を」という考え方だったのにもかかわらず、イエスは「右の頬を打たれたら左の頬を差し出しなさい」とこれまでの教えとは全く正反対を説いたのです。
これは、当時の人たちにとって非常な衝撃とともに受けとめられたものです。