イスラム教の始まり

創始者はムハマンド

イスラム教の聖典は「コーラン」で、これには神がムハマンドの身体を使って伝えた言葉が書き留められているとされています。
ところで、このムハマンドというのは何者なのでしょうか。
実は、彼こそがイスラム教の創始者なのです。
ムハマンドは神の声を聴くことができ、それをそのまま人々に伝えたのです。
そもそもイスラムとは「神への帰依」を意味し、イスラム教徒を表わす「ムスリム」とは「神に帰依した人々」という意味なのです。

神の声を聴く

ムハマンドがイスラム教の創始者となったのは、あるきっかけでした。
それは彼が瞑想をしていた時です。
彼は日ごろから瞑想する習慣を持っていたのですが、ある日、いつもと同じように洞窟にこもって瞑想をしているムハマンドの前に大天使ガブリエルが現れたのです。
けれども彼はあまりにも信じられなかったために、誰にもこの出来事を話しませんでした。
しかしその後も同じ体験を何度もすることから不安になった彼が妻に打ち明けると、妻はいとこに相談しました。
いとこはそれを聞いてムハマンドに伝えました、「昔から何人もの人があなたのような声を聞いたことがある」と。
それを聞いたムハマンドは自分の聞いたのは神の声であり、自分は預言者であると受け入れたのです。
コーランが他の宗教の経典と異なるのは、本当の神の言葉しか書かれていないとされている点です。
他の経典はのちの信者たちが教祖の言葉を集め解釈してまとめたものですが、コーランはムハマンドによる神の言葉のみがまとめられているのです。